円形脱毛症は年齢、性別を問わず誰もが発症する可能性を持っている病気ですが、傾向として女性や子供に多く見られます。ここでは円形脱毛症の原因、症状、治療法等を紹介します。
女性や子供に多い円形脱毛症。その原因や病院(皮膚科)での治療、使用する薬について。
最近では円形脱毛症が見られるのは珍しいことではなく、仕事以外にも家庭での環境が起因していると言われています。これらの関係は昔から言われていますが、子供や女性に多く見られます。
その症状や治療法、用いる薬、完治するまでの期間もさまざまです。
女性の円形脱毛症
円形脱毛症が女性に多く見られる原因は、免疫異常のほかに老化やダイエットなどによるホルモンバランスの変化があげられています。
円形脱毛症の女性にとって大きな問題は治療とその際の見た目です。
最近では脱毛部分を隠すいろいろなかつらがあり、治療方法にあわせて治療の邪魔にならないようなものを選ぶことが可能です。
こうした脱毛症は治療が困難なため病院の皮膚科選びも大切です。
女性の円形脱毛症の治療を行っている病院には、同性の医師が常駐している場合が多いため、心のケアやカウンセリングを行ってもらうことができます。
また治療だけではなくその後の植毛や育毛などの相談をできるところもあり、頭皮のケアから始まって生活習慣などの指導も行っています。
子供の円形脱毛症
特に幼児期に発症する円形脱毛症ではアトピー性やアレルギー性の皮膚炎を伴う場合が多く、その治療法としては脱毛症の治療とともにアトピー性皮膚炎の適切な治療をも行う必要があります。
この年代の脱毛症は治療が難しいものが多いため、このような症状が出る以前に周りの大人が注意する必要があります。
幼児期の円形脱毛症は一度発症すると長い間治療にかかることが多くなるため、医師と相談の上で適切な環境作りと治療を行う対策をとることが重要です。
こうした場合、生活習慣の改善や体質改善のための治療などを取り入れるのが一般的な方法になります。
円形脱毛症の種類・症状
円形脱毛症の種類は①多発型円形脱毛症②汎発型円形脱毛症(眉毛などに見られる)があります。
特に②の汎発型円形脱毛症では体中の体毛が抜けるためステロイド剤などの薬による治療では効果が出にくかったり、また全身に使うために副作用などの心配もあります。
一般に円形脱毛症の治療には飲み薬による処方が用いられますが、単発型の軽いものであれば、早い人で1ヶ月から2ヶ月程度の期間で済む場合があります。
悪性の円形脱毛症は全身の毛が抜けるだけではなく治療そのものも難しくなります。
このような悪性の円形脱毛症の治療ではステロイド剤などの塗り薬と同時に、免疫抑制剤などの薬による白血球やリンパ球の活動を抑える治療も行われ一定の成果をあげています。
円形脱毛症の治療に際して白髪による発毛が見られることがあり、これが薬の影響ではないかと考える人もいますが、実際には薬の副作用などではありません。
基本的には時間の経過とともに、元々あった髪の毛の色に戻ってくるので特に心配はありません。
円形脱毛症の原因・治療法
円形脱毛症の原因には様々なものが考えられていますが、アレルギーなどによる免疫異常やストレスが挙げられます。
円形脱毛症をストレスによって引き起こす人は再発することも多くあり、5年以内に半数近い人が再発しているとも言われています。
円形脱毛症の原因がアトピーなどの場合は、治療にはステロイド剤などの塗り薬が用いられます。
円形脱毛症の原因がストレスである場合は、治療に使われる薬は睡眠誘導剤や精神安定剤です。
円形脱毛症は妊娠することによって引き起こされるホルモンバランスの変化で起こることもあります。
しかしこうした円形脱毛症は妊娠による一時的なものです。
円形脱毛症の針治療は東洋医学によるもので、この方法では患部付近に刺すことで刺激を与え発毛を促します。
円形脱毛症の針治療における療法で重要なのは、体内から免疫機能を抑制し自分の力で発毛を促す点で、こうした考え方は東洋医学全般に見られるものです。
人によって効果は変わりますが、単発型であれば1ヶ月程度で完治することもあります。
